髪の毛の色なんて何色でもええがな

生まれつき茶髪の女子高生が学校から黒染めを強要されたとして、大阪府を相手に訴訟を起こしたという記事を見ました。

詳しくはこちらの記事を見てくださいね。

www.asahi.com

実は僕が通っていた高校にも全く同じ頭髪ルールが存在していました。地毛が茶色い子も、黒染めしてくるまで登校させてもらえなかったのです。

この意味のない校則には当時から疑問を抱いていましたが、今日ニュースを見てからは疑問から憤りに変わりました。

髪の毛なんて何色でもいいじゃん

髪色が黒であることが一体どのような効果をもたらすのか、教師は答えられません。そりゃそうだ、効果なんて存在しないのだから。

髪色についてあーだこーだ言う教師は、髪色が明るくなると「風紀が乱れる」と考えているようです。ただ、髪の色が黒だろうと風紀を乱す野郎は絶対出てくるし、実際は茶髪でも風紀を乱さない人が大半です。もしも茶髪にすると風紀が乱れるのだとしたら、今頃電車内では大学生が暴れまくっていてもおかしくない。でも現実を見れば、多くの学生が髪を染めているが、そのほとんどが他人に迷惑をかけていない。そう、髪の毛の色で何かが変わるなんてこと、無いのです。教師は一刻も早くこの事実に気付くべきでしょう。

明確な理由を知らなければ人は動かない

校則も含めて世の中にはいろんなルールが蔓延っていますが、破られる理由の一つは、「理由を知らない」でしょう。

そのルールがどういった理由で作られたものなのか知らなければ、悪意がなくても破られてしまいます。

例えば、飲食店のルールで「アルコール除菌スプレーを吹き付けたあとは濡れた布巾で拭き取らない(蒸発させる)」というものがあります。布巾が濡れていれば雑菌を広げることにしかならないからです。ただ、理由を知らない新人は高確率で拭き取ってしまいます。

「除菌したあとは拭き取らないでね」と教えただけでは頭に残りにくいので、見た目上きれいなアルコールで濡れていない状態こそがふさわしいと勝手に判断して悪意もなしに「なんとなく」ルールを破ってしまうのでしょう。

でも明確な理由を伝えておけば相手の頭にグッと残りやすくなります。何のためにあるルールなのかはっきりすることで相手にも守ろうとする意識が生まれる。これこそがふさわしい姿です。

にも関わらず、学校の校則は明確な理由を教えずにルールだけ押し付ける。化粧やアルバイトを「学業に支障が出る」「教育に専念してもらうため」として禁止している学校がありますが、別に化粧やアルバイトをしていても勉強する人はするし、化粧やバイトをしていなくても勉強しない人はしません。

「学業に支障が出る」等という全くもって理にかなわない曖昧な理由で、ルールを守ろうとする意識が働くわけないんですよね。

それでも実際は「多くの子供達がルールを守っているじゃん」と思われた方が多いかもしれませんが、これは教師の権力による抑止力の効果です。だって、守らなければ、授業を受けさせてもらえない、帰宅させられる、修学旅行に行かせてもらえない等、制裁が与えられるんですよ?

これらの抑止力の効果によって子供たちはルールを守っていますが、その多くは自主的に守っているわけではありません。渋々守っているのです。

こーんな状態では、教育の最終目標である自立なんて実現出来ません。

2017年にもなって、教師が物事を論理的に考えられないことに酷くショックを受けました。