外食とは、時間があるときにするものです

仕事の休憩中にふらっと外食するのはもはや当たり前の時代。ですが、数年後は当たり前ではなくなっているかもしれません。

崩壊が露呈してきた外食産業

少し前までは、遅くても、注文してから10分で提供してくれるお店ばかりでしたが、ここ二年ほどで提供に20分程度かかってしまう飲食店も増えてきたように感じます。鳥貴族や白木屋などの居酒屋をはじめ、ファミレスでは大阪市内のガストやサイゼリヤでも提供に時間がかかっていました。

どうしてこのようなことが起こるのかというと、これは単に人が足りていないからです。人が足りず人員を投入できないのに、客数自体は変わっていないので、従業員一人あたりの仕事量が増えて対応できなくなっているのです。

20分はいくらなんでも遅すぎますが、場合によってはそれ以上かかってしまうケースもあり、食べるのが遅い方だと、休憩時間内に食べきれないケースも出てくるのではないでしょうか。すると、今までのようにふらっと外食するのは難しくなります。そういう時代はもう目の前まで来ています。

店にできるのは謝罪だけ

実際に僕が以前勤めていたチェーン店でも提供までに20分から30分お待たせすることは度々ありました。

当然のことながら多くのクレームを頂きました。クレームを頂戴することに関しては一向に構いません。ただ、「もう二度と来ない」と言われたことが何度かあるのですが、これに関しては、「来ないほうが身の為ですよ」と思わず言いたくなりました。「嫌なら来るな」や「来てほしくない」ではなく、「来ないほうが身の為」という言い方に注目してほしいのですが、要は、あまりの酷さに心の底からお客様に同情しているのです。

従業員は、お客様のお話を聴いて、頂いたクレームに対して謝罪することは出来ます。ただ、出来るのはあくまでそれだけ。「休憩時間内に会社に戻れず、社内での信用を落とした!」と言われても、謝ることしか出来ないのです。信用を取り戻してあげることは出来ません。

だからこそ、この記事を見てくださっている方には、自分の身のためにも、外食するのは時間があるときだけにしましょうね、とお伝えしたいのです。

ロボットが出来る外食の仕事はまだまだ少ないので、人手不足が加速した分だけ、オペレーションが荒れてお客様に迷惑をおかけすることになるので…。