怒られるのが異常に怖いという人が知っておくべき3つのこと

怒られると萎縮して、あがってしまったり、泣いてしまったり、パニックになってしまう…。

こんな悩みをお持ちかもしれません。実際、以前書いた記事には、今でもたくさんの方にご覧頂いています。

怒られることが異常に怖い…。 一番実践すべき克服方法はコレ!

「感情はその人のもの。怒りは、怒っている人のもの。」という、意味付けをすることで、怒りが軽減できるようになるというものでしたが、それでもまだ怒られるのが怖いという方に向けて、知っておくべき3つのことをご紹介します。

これを知っておくだけで、心にゆとりが生まれ、多少の怒りにも耐えられるようになるはずです。

1.相手の怒りが収まるまで20分かかる

元FBI捜査官のジャック・シェーファー氏は上記の書籍内でこう語っています。

人が怒りを覚えると、生き延びようとする身体のメカニズムが働き、精神的にも肉体的にも「闘争・逃走 反応」が起こる。頭に血がのぼっている人は、論理的に物事を考えられなくなっているため、解決策を示されてもすぐに応じることができない。「闘争・逃走 反応」が極限にまで到達すると、その脅威が消えたあとも身体が正常な状態に戻るまでに20分ほど時間がかかる。つまり、怒っている人が再び明晰に物事を考えられるようになるまで、クールダウンの時間が必要となるのだ。

ジャック・シェーファー; マーヴィン・カーリンズ. 元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法 . 大和書房. Kindle 版.

相手が激昂していれば、こちらがいくら正論を言ったところで相手はそれを撥ね退けてしまいます。

なので怒られたときの対処法として適切なのは、相手の怒りが収まるまで待つことです。説得しようとしたり、許してもらおうと下手に動いたところで、火に油を注ぐことになりますから、まずは火が燃えきるのを待つのです。怒りをすべて吐き出させましょう。そしてそれには約20分かかります。

いつまで怒りが続くのか分からないと、不安で仕方ありませんが、約20分という終わりを知っていれば少しは心にゆとりが生まれます。

怒りが弱くなってきたら、共感を示します。そうすると、相手はさらに落ち着きを取り戻し、最終的には元に戻るでしょう。

2.コントロール感は満たしてあげるべき

人は誰しも、「自分のことは自分で決めたい」「主導権を握りたい」と思いがちです。これをコントロール感といいます。

たとえば怒っている最中に説得が始まると相手に主導権を握られている感覚に陥ります。そりゃ、こちらの提案を無視して向こうの提案を無理やり突き通そうとしているのですから、当たり前ですよね。これは相手のコントロール感を奪う行為です。今まで怒られたときに更に相手を激昂させてしまった経験がある方は、相手のコントロール感を奪ってしまっていたのが原因かもしれません。

そう思われないためにもやはり相手の話は聴くに徹してあげることが重要です。

1番目と似た話になってしまいましたが、聴くというのはそれほど重要な事であり、相手のコントロール感を奪うことは火に油を注ぐことになりますから、最初の段階では怒りを吐き出させることに徹してください。

3.怒り返しの驚くべき効果性

誰に対しても怒るという人はまずいません。普段怒っている様子をよく目にする人も、目上の人に怒ることはないのです。

つまり、怒られるということは自分に狙いを定められて怒られているということの他なりません。

腹立たしく、そして悲しく思うかもしれませんが、あなたは怒っても良い人だと見なされているのは紛れもない事実です。これは、ナメられていると言い換えることも出来るでしょう。

メンタリストのDaiGo氏は、小学生時代にいじめられていて、やられっぱなしだったそう。あるとき、仕返しにナタを投げ返したそうです。そうすると、相手はDaiGo氏を恐れるようになり、いじめが収まったというのです。

怒られる要因としては、普段こちらが何も言い返さないからナメられているというのが一つ挙げられます。なので、どうしても腹がたったときは、相手以上の怒りの感情を見せてみてください。相手に「手に負えない」と思わせれば成功です。

相手は、逆に怒られている自分を周りの人に見せたくないから、何が何でもあなたの怒りを止めたいと相手は思います。怒りという感情を使う人の多くは臆病者なので、相手の怒りが更に高まるような心配は基本的にありません。平謝りしてあなたの怒りを落ち着かせようとしてきます。

でも、すぐには怒りを収めないでください。「謝れば許してももらえる」と思われては、今後の効き目がなくなってきます。謝っても怒りが収まらないという面倒さこそが、今後怒られないための重要なポイントです。

ただ、怒りの演出が相手以下であると不発に終わり、火に油を注ぐ結果となるので、基本的にはオススメしません。ここぞという時のみに使うことをオススメします。