指定校推薦で入学した大学を中退しても大丈夫なのか?

お恥ずかしい話ですが、ボクは指定校推薦で入学した大学を中退しました。

言うまでもなく、指定校を中退するのは良いことではありません。ただ、Googleで「指定校」を入れるとサジェストに「中退」が上位で出てくるのは、それだけ辞めたいと思っている人が多いということでしょう。

この記事では、ボクと同じように「指定校推薦で入学した大学をやめたい」と思っている人に向けて、思っていること、伝えたいことを書いてみようと思います。

指定校で中退したボク

まずは最初にボクの話をしようと思います。

上記の通り、ボクは指定校推薦で入学した大学を中退しました。やめた理由はいくつかあるのですが、主な理由は下の二つ。

大学で学びたいことがなかった

まず一つは、”大学で学びたいことがなかった”というのが大きな理由。

お恥ずかしい話ですが、高校時代のボクは進路について熱心に考えることはありませんでした。ただ、今は就職するのは嫌だから4年間時間を先延ばそう。と考えたのです。今考えるとすごく浅はかな考えで情けない。

ですが、当時は本当に一切の危機感がなかったんです。

そして大学に入ってからというもの、学びたい学問があるわけでもなく、いつしか「このまま4年間興味のないことを勉強するくらいなら、就職してお金を手に入れたほうが良かった」という、なんとも無責任で救いようのないことを考えるようになっていました。

ボクの家庭は経済状況が非常に悪く、学費は全額奨学金です。両親はほんの1円足りともお金を出してくれませんでした。

そういう事情もあり、4年間で借金を積み重ねるよりも今中退して職を探したほうが極めて生産的だと感じて、中退することを決意しました。というより、経済的な事情があったからこそ、親から引き止められなかったし、あっさり辞めることを”決意できてしまった”のではないかと、今となっては思います。

大学が合わなかった

二つ目の理由は、「大学が合わなかった」。中退理由としてはこっちのほうが大きいかな。

ボクが入った大学は、世間でFランクと呼ばれている大学。男子9割、女子1割という、どこを見渡してもほぼ男しかいないという学校でした。さらに自分と同じようなオタク&ヒョロガリはほとんど見当たらず、ゴリマッチョでいかにもスポーツマンらしいリア充大学生ばかりでした。

講義中は大声で騒いでいるし、スマホをいじったり、寝るのは当たり前というような学校で、とてもじゃないですが集中できるような環境ではなかったです。高校時代と環境が違いすぎて、上手くついていけませんでした。

日に日に大学が嫌になり、大学までは一応足を運ぶものの、講義には出席せず図書館で時間を潰す日が増えていき、大学からどんどん遠のいていきました。

後悔はしていない

でも、大学に入ったことも、やめたことも、後悔はしていないのです。

大学がどんなところなのか、自分自身の目で確かめられたことは本気でよかったと思っているし、辞める判断だって間違ってなかったと思います。

ただ、母校への申し訳無さや、とんでもないことをしてしまったという、言葉では言い表せない”心のもや”はずっと残ったままです。

もし、ボクと同じように指定校推薦で入学した大学を中退したいと考えている人がいるのなら、一生逃れることのできない心の束縛が出来てしまう可能性があることだけは伝えておきたいです。
具体的に言うと、母校(高校)に顔を出せなくなったり、同窓会へ出席する勇気がなくなったり…、ということです。だって、合わす顔がありませんから。

ですが、これはあくまでも可能性の話であり、そんなことを気にしないって方には全然無視しても構わないでしょう。

指定校を中退してもよいのか?

では、そろそろ本題に。

中退はオススメ出来ないが、辞めたければ辞めよう

指定校推薦がどういった制度なのかは説明しなくても既にご存知ですね。ボクが言える立場ではないのは重々承知の上ですが、簡単に辞めて良いものではありません。

だから中退をお勧めするようなことは出来ません。

ただ、心の底から本当に嫌だと感じているのなら、中退することは出来ます。

そもそも指定校推薦は絶対に辞められないという制度ではありません。現にボクは指定校を中退しています。

あくまでも”辞めるべきものではない”というものであり、嫌々続けて心身に支障をきたしてしまっては元も子もないので、自分自身とよく相談した上で賢明な選択をしてください。

自分の意思を大切に。

指定校推薦で中退した僕が言いたいのは、母校への配慮も大事ですが、自分の意志を大切にするのはもっと大事なんじゃないか。 ということです。

世間には追い詰められて自殺する人がいますが、これは他人の意見に左右されてばかりで、自分の意見を貫き通すことが出来なくて追いつめられたのではないでしょうか。配慮する人は、他人から信頼を得られますが、配慮のし過ぎは自分にとって毒となってしまいます。他人からの信頼は自分が元気であってこそ意味を成すので、毒に侵されないように気をつけることも極めて大事なことだと思います。

指定校を中退するとどうなる?

これ、結構気になる方多いんじゃないでしょうかね。

ボクは中退してから一年半が経過しましたが、案外何も変わらず毎日過ごしています。

合わせる顔がないので、卒業以来一度も高校へ顔を出していません。
もし、高校から「謝りに来い!」といった書面や、担任からの電話があれば嫌でも顔を出さなければいけませんが、そういうのは一切ありません。

なので、噂でよくある「母校の推薦枠取り消し」の有無も確認できていません。親しい後輩もいないので、別ルートからの確認も出来ません。

だから中退をするとどうなるのか? 具体的なことはお答えできませんが、逆に言えば、ボクの場合はそれくらい何一つとして変わりない生活を送っています。

無責任ですが、中退後のことは考えても仕方ないと割り切ったほうがいいかもしれません。

さいごに:指定校を中退しようとしている君へ

僕自身、よく考えた上で中退しているので、中退を「簡単に決意した」とは思っていません。

軽い決意で中退しないでほしいと思っているのですが、自分が正しいと思った道を選んでほしいです。
後悔しないことが何よりも大切だと思うので。

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